在り方を考える

次の展示の準備をしてバタバタしています。

 

つくづく思うのですが、絵を描いてお金を頂くのは仕事として成立させるのは難しいことなのでしょうか。。。

 

条件ばかり言うと煩い人と思われるし、かといってボランティアではなく仕事なので、

「お取引」として考えると、必要なことは聞かなくては…と思います。

 

こちらは聞いているだけでも、相手にとっては嫌なことかもしれません。

特にお金の話は嫌がられることもあるのでドキドキです。

頂けるだけでも本当にありがたいことだと理解しています。

ですから内容がどうとかいう問題でなく、誠実かどうかが大事だと思っています。

 

けれど、アニメーターの問題でもありましたが、安い料金で使用するということで生活が成り立たなくなる、職業として続けられなくなる、ということも現実としてあります。

自分が安く受けてしまったら、他の人の迷惑にもなりますし、他の人の料金も安くなる可能性もあります。

お金のことは一切言わず、全部有難くお仕事を承るという大切さもわかるのですが、

それを続けていると働いても働いても食べていけず苦しくなる一方で、辞めるしかありません。

 

絵を描くというのは思っている以上に時間が掛かるので、1日に描く量も限りがあります。

1日10時間も15時間も机にへばりついて描くこともあります。

出来上がったものは簡単に描いたように見えるかもしれませんが。。。

 

料金に対する感覚は人それぞれですが、内容とのバランスがあまりにも悪いときは悩んで、

結果がどうあれ話すだけは話そうと思っています。

それで関係が切れてしまうようなら、それだけのお付き合いということだと。。。

どちらかが一方的に押し付けるのではなく、歩み寄って協力し合えるならいいと思います。

お仕事を頂いている側は立場が弱いなとも思うので、難しい面もあり葛藤も多いです。

イラストレーターは御用聞きなだけではなく(御用聞きビジネスというのもあるみたいなので、そういう面も含まれるかもしれませんが)、ご依頼されて絵を描いているプロだという意識で在りたいと思いますし、

どちらが偉いということはないのではと思うのですが、

これは個人個人の意識の問題もあるかもしれません。

裏で文句を言っているけれど、実際には相手には言わずニコニコしている人にはなりたくないなあと思うのです。

 

以前は、安くてもいいと思うのは悪魔に魂を売ることだと思っていました。

さすがに現在は内容云々で違いますし、そこまで思いませんが、1つ1つを大切に考えていきたいと思います。

 

色々と考えることも多々ありますが、出来上がったものを見ると嬉しくなります。

よい仕事をよい人たちと出来るように、鍛錬していきたいと思います。